書痙の治療に鍼灸 川崎市(溝の口)杏の樹鍼灸治療院

書痙は痙性斜頸と同じジストニアの一種で、自分の意志とは関係なく筋肉が緊張して動かなくなってしまう、振えるなどの症状が出る病気です。書痙の特徴としては、普段は何の問題もないのにペンを持って文字を書こうとすると症状が現れるということです。また、字を書く以外の動作でも、何かしようとしたときに動かなくなったり、振るえたりする症状が出るもの(ゴルファーのイップスなど)は、書痙と同じ局所性ジストニアの一種です。

原因は、他のジストニアと同じようにはっきりとは分かっていませんが、職業や性格に心的要因が加わって起きると考えられています。したがって、治療の方も他のジストニアの治療の考え方を中心に、現在の状態、症状を見ながら行っていきます。

職業や性格、ストレスなどが原因の病気は、肩こりと同じように一旦良くなっても時間が経つと戻ってしまう場合があります。できれば治療と平行して、生活のリズムやパターンを変えてみるとか、運動を始めてみるとかすると再発する可能性もグッと低くなるようです。