ドライアイの治療に鍼灸 川崎市(溝の口)杏の樹鍼灸治療院

目の乾燥や異物感を感じるドライアイは、パソコンなどで長い時間目を使い続けることで瞬きが少なくなったり、疲労したりすることが原因となったりしますが、他にも空気の乾燥や、ストレス、老化、アレルギー、シェーグレン症候群のような自己免疫疾患によっても引き起こされます。(シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺などの外分泌腺がおかされて、涙や唾液が出なくなる病気です。)

東洋医学では、肝臓は目とつながっていて、”涙は肝の液”といわれています。肝臓には、蔵血といって血を貯蔵する働きがあります。肝臓は、この貯蔵している血で目を栄養していますが、ストレスなどによって肝臓に異常が起きて貧血(東洋医学では血虚)になると、目を栄養することができなくなり、目が乾いてドライアイの状態になります。

その他にも肝臓の状態によって、かすみ目、充血、夜盲、斜視・上視などの症状が現れます。これらの症状は、肝の機能を正常に戻すことで改善することもできます。