のぼせの治療に鍼灸 川崎市(溝の口)杏の樹鍼灸治療院

頭がボーッとしたり、顔がほてったり、のぼせは風呂に長く浸かり過ぎたりしたときにも
起こりますが、この場合は病気ではないので時間が経って身体の熱が冷めてくれば自然に
治ります。

鍼灸院にのぼせの症状でいらっしゃる患者さんの多くは、自律神経失調症によるものか
更年期障害によるものです。

自律神経は、身体の状態を正常に保つために働いている神経なので、これが乱れると身体
に不調が現れてきます。季節の変わり目になると体調を崩し易くなったり、くしゃみや鼻水
が止まらなくなる花粉症の様な症状が現れたり、暑くもないのに大量の汗をかいたり、動悸
や息切れ、高血圧、不眠、乗り物に酔いやすいなどその症状は様々で、のぼせもその一つです。
自律神経失調症は、生まれつきの場合の場合もありますが、ストレスや夜更かし、偏食に
よるビタミンの不足など日常生活の乱れによる場合もあるので、バランスの良い食事と規則
正しい生活を心がけることが改善につながります。

更年期障害は、閉経によるホルモンバランスの乱れに伴う自律神経の乱れによって様々な症
状が引き起こされるものなので、基本的には自律神経失調症と同じです。更年期障害による
のぼせの特徴として、顔は熱いのに手足はつめたくなる冷えのぼせという症状です。

どちらも身体のバランスを整える機能の低下によるものなので、陰陽の調節を基本とする鍼
灸治療が有効な症状です。身体の状態を変えていかなければいけないので、少し時間がかか
るかもしれませんが、食生活の改善に鍼灸や漢方などの治療を加えていけば改善できます。