痛む場所が移動する 川崎市 溝の口 杏の樹鍼灸治療院

中医学に「痺症」というものがあります。痺症は、邪気が経絡に入り込んで流れを阻害してしまうことで、筋肉や関節に痛みや痺れなどを生じるもので、リウマチのことを痺症と呼ぶこともありますが、リウマチだけを指すわけではありません。

痺症を起こす原因となる邪気には、風、寒、湿があり、このことから「風痺」、「寒痺」、「湿痺」と呼ばれ、それぞれには特徴があります。

風痺は、吹く風のように移動するのが特徴で、別名を「行痺」といいます。移動の特性を持つ風脾は、日によって痛みなどの症状が現れる箇所が変わることがしばしばあり、神経痛などによくみられます。

冷えは、痛み、痺れ、ケイレン、硬まり(硬直)の原因になります。杏の樹鍼灸治療院では、冷えを取り除くことで不眠、頭痛、めまい、その他自律神経失調症による様々な症状を改善に導く治療を行っています。